居抜き物件の査定基準はどうなっているのか、だれでも気になるところですが、実はこの居抜きにおける造作譲渡に関しては、まったく相場がないのが実情で、所有者との交渉により金額を確定させることになります。一般的に造作にかけた費用が大きい場合には所有者は少しでも回収しよいうとして高い金額を提示してきますが、廃業や倒産などで資金的に困っている場合には原状回復費用がかからないだけでも十分ということになるため、ほとんど無料同然での引き渡しに応じることもあります。
したがって、足元を見るような話ではありますが、先方がどういう状況に陥って物件を譲ろうとしているのかをよく把握していく必要があります。また居抜きに具体的についてくる造作がどこまであるのかについても精査が必要となります。たとえば調理器具などでいいますと、かなりの部分をリースにしているオーナーも多く、結局造作譲渡にはたいしたものが残らないというケースもでてきます。
全体の印象ではなく、リスト化してどの程度使われた何が譲渡の対象となってくるのかをよくチェックして損得を判断していくことがきわめて肝要ということになります。また最近では中古の調理品の市場もかなりしっかり確立していますので中古で購入したらいくらになるのかをチェックするのも重要です。
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